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家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける「Wican FAMILY TIME」。
第20回は、おうち時間で陶芸体験!小さい子どもたちも挑戦しやすい、オンライン陶芸教室「ココネル」をご紹介します。

「ココネル」を運営しているのは、静岡県藤枝市にある「藤枝市陶芸センター」。もともと、この陶芸センターでは、大自然の中で陶芸体験ができたり、焼き物の作品を買ったりできる場所ですが、昨年の緊急事態宣言中の休業をきっかけに、ZOOMを使ったオンライン陶芸教室をスタート。
大人だけでなく、キッズ向けのオンラインワークショップを充実させ、おうちにいながらにして陶芸の楽しさを子ども達も体験できるようになっています。

日時を決めて申し込めば、自宅に、手回しろくろや粘土、陶芸道具一式が送られてきて、ZOOMをつなげば陶芸の先生に会えます。オンライン教室の手順と、陶芸が子どもたちに与える影響について、藤枝市陶芸センターの「ココネル」スタッフ、杉本哲也さんに伺いました。

準備するものはスマホだけ!

スマホ1台を準備していただいて、机の上やリビングテーブルの上、床などに、弊社から送るろくろを置いてもらう形になります。土で汚れる可能性があるので、下にシートや新聞紙をしいてもらうのがいいですね。その程度のご準備で大丈夫です。
作ったら、送った箱に作品を入れて、こちらに戻していただきます。そのあと、削りっていう作業がありまして、少し形を整える作業をしてから乾燥させて、釉薬をかけて本焼きして、作品を手元に届くという流れになります。最長でも2ヶ月以内にはお戻しできますね。釜の状態にもよるので、早ければ1ヵ月半とか1ヵ月以内にお戻しできることもあります。

自分の手でいっぱい触って、想像力を爆発させて!

ここの施設は、講師の人が極力手をかけない、子供が自由に作りたいものを作る、ということを特徴としています。その作品は、世の中的に“きれいな作品”ではないけれども、やっぱり自分の手でいっぱい触って作品を作るということが大切です。だから、オンラインでも一緒なんですね。手を出せないものですから。極力、家の中で想像力を爆発させて、自由にやってもらう。そういうことをすごく大切にしています。
陶芸は、手をいっぱい動かすものですから、脳の神経を活発化させるのにすごく役立ちます。手を動かすことがひとつ、それと、もうひとつが想像することです。形を想像しながら作りたいものを作っていくときに、やっぱり想像する力が、子どもの成長に役に立つのかなと思っています。

オンライン陶芸教室では、お皿や茶碗、ちょっとした置物などが作れます。子どもの陶芸体験の対象年齢は小学生以上。低学年のお子さんは、保護者の方のサポートが必要ですが、高学年になると一人でできますので、そっと見守るのがポイントです。

体験料は、一人2,500円。さらに、ろくろなどの体験セットの送付、作った作品をセンターに送り、焼きあがったものの戻しという1.5往復の配送料が、東京近郊だとおよそ2,500円かかります。(一つの箱に3セットまで入るので、家族やグループで申し込めばお得です)

オンライン教室の申し込みは随時受け付けているので、「ココネル」のウェブサイトやお電話でお問い合わせしてみてください。  

オンライン陶芸coconel(ココネル)

https://onlinetogei.thebase.in/


J-WAVE(81.3FM)

Wican FAMILY TIME

毎週土曜日 10:50 - 11:00

音楽、エンターテイメント、カルチャーを通じて家族や親子の時間を、より豊かにするためのヒントを見つける10分間。

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