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こんにちは。初めまして。
パンが大好きなパン野ゆりと申します。

Wicanは家族時間の豊かさがテーマとのこと。私にとって家族は大事だし、大切な存在。リラックスできて、ホッとする。なんでも話せるし、暖かい。流石に目には見えないけど……多分絆みたいなモノもどこかにあって、家族って強い。私の始まりだし、運命共同体(笑)
人の数だけそれぞれの家族があるけど、正解も不正解もなくて、みんな違ってみんな素敵。家族って最高!

そこで、パン大好きな私が、家族でパンを楽しむ為のおでかけパンスポットを紹介させて頂きたいと思います。今まで食べたパンは1万個以上、毎食パンを食べています。もはやパンは家族!

第一回目のお店は根津から徒歩10分にあるビストロCiseさん

人気の谷根千エリアにあってオシャレ感ばっちり。

こちらは、私自身何度も通っているお店なのですが、毎回行く度に驚きの美味しさに出逢えるお店なんです。

この日お話を伺ったのは北海道出身の宮武シェフ

同郷の友人の農家さんや酪農家さんから日々仕入れる鮮度の良い食材をその日の気分でお料理に落とし込んでいくのですが、お料理と自家製で作られるパンの相性がこれまた抜群&最高なんです!

お店の作りも独特で、奥に向かって階段を降りていく洞窟感は、子供心がワクワクすること間違いなし。そして、そこにある大きなダイニングテーブルで食卓を取る様はまるで自宅での団らんの様な雰囲気。

お店の奥にあるファミリーでも楽しめるテーブル席

ランチやディナーにこちらのテーブルでワイワイ楽しむご家族をよく見かけるのですが、実はここの席、目の前がカウンターキッチンになっているのでお料理を目の前で見られる特等席でもあるんです。

ちなみにこんな風に、一人で来ても寂しくない♡笑

ほっこりとつい長居してしまう居心地の良さの秘密は、シェフ宮武さんとソムリエでもある満田さんのおふたりのお人柄。なんといってもふたりの「熱すぎず。冷めすぎず。」な、絶妙なウェルカム感? 温度感? が丁度良くて、なんとなく笑顔になってしまう。

ていうかめっちゃ笑顔ですけど(笑)

もちろん器選び、さらに音楽選びも雰囲気作りのポイント

お洒落なビストロならではの背を伸ばしたくなる様な堅苦しさはなくて、リラックスできるのは、シェフの宮武さんの音楽センスにあり。
かかる音楽は感度高めのJ-pop率高し。あいみょんを聴きながら肩肘張らずに食事を楽しめちゃいます。
(この日は、Wicanのテーマソング「幸せのバトン/さとうもか 」さんの曲もかかってました♡)

そして器もとっても素敵。器好きな方にもきっと響くビストロです。お料理の味が素晴らしいのはもちろんなのですが、器に彩るセンスもピカイチ。いつも惚れ惚れしてしまいます。

センスのある器選びは重要なポイントですよね

さて!
この日はお昼時の取材だったのでランチを頂きました。ランチは、メインをその日仕入れたお魚 かお肉数種から選べ、前菜でサラダと 3 種類のパン達がついてきます。

シェフとこうしてお話できるのも、とても嬉しい時間

まずは彩りもあざやかなサラダから

彩りが綺麗で器との相性も抜群。新鮮なお野菜にラペ、鯛のカルパッチョ、自家製のレバームース。サラダだけで贅沢な一品で、このレバームースをパンにつけて食べるのが最高に美味しい!

舌の上で溶けていくクリーミーで濃密なレバームース、パンに塗るとピトッとクラムに密着してパンとしっかり握手してるみたい。
口溶けの良いパン生地とレバームースが合わさって、存在感を増しながら消えてく。

ん〜お昼からワインが飲みたくなります

そして、日替わりのメニューですが、この日は北海道からブリンブリンな鮭が届いてるという事で迷わずに鮭に決まり。

メインの鮭はなんと、チョコレートと蟹のソースで!

芸術的な一皿が目の前に

どんな味?ファーストアタックはチョコレート、アフター上品に、薄く広く染み渡る蟹。間違い無く初めて食べる味。鮭自体はこんなにレアな鮭は初めて食べたぞ‼︎ と興奮気味。プリッ‼︎と口の中で弾けながら解けていきます。ソースと絡んでほんのりとした温度まで美味しい。

北海道小麦を使ったこだわりの自家製パンは、もちろん酵母も自家製です

料理と一緒に提供されるパンはもちろん単品で食べてもそれぞれ味わい深く噛みしめたくなるお味。

チャパタのモチモチ感もやみつきに

お料理に合わせるパンはどれもこれも絶品なのですが、中でも青のりチャパタが大人気。実は私もこのパンの虜で、来る度に毎回お店で食べ+お土産にも必ず買って帰ってしまいます。このパン、お魚にもお肉にもワインにも本当になんにでも合うんですよ。

パンはテイクアウトも出来るので、ふらりとパンを目当てに立ち寄る人も多いとか

なんでも、ご近所のお子様が500円握りしめて「今日の夜はスープだからバゲットちょうだいー!」とよくバゲットを買いに来るとか(笑)。なんておしゃれな子供なんだ‼︎ 恐るべし谷根千エリア!と思いきや、Ciseのバゲットは皮が柔らかいのでお子様やご年配の方でも食べやすいみたいです。

宮武シェフはすごい。本当にすごい。美味しい味の向こう側を毎回届けてくれる

満田さんによるワインもナチュラルでかなり良い感じのものが揃っています。昼も夜もご家族で楽しめるCise。休日のランチやディナーに是非。
素敵な家族時間になる事間違いなしですよ♡

Cise

住所: 東京都台東区池之端3-4-19 1F
千代田線根津駅より徒歩5分
営業時間: 12:00~14:30(L.O14:00)、18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日: 不定休


おでかけパンライフ+α

Cise近辺で家族で遊べるオススメスポット!

上野動物園

おいしくパンを食べたあとは、動物園で休日を満喫!

住所: 〒110-0007 東京都台東区上野公園9-83
開園時間: 9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで)
※動物によっては、16時30分ごろから寝小屋に入り、見られなくなる場合があります。
※開園時間は変更することがあります。
※当面のあいだ、整理券予約システムによる入場者数の制限などあり。
休園日: 月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)
年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料:一般 600円/中学生 200円/65歳以上 300円
※2020年6月23日(火)から当面のあいだ、入園には入園料のほかに整理券の予約が必要です。


パン野ゆりプロフィール
パンコーディネーター エキスパート/パンシェルジュ/モデル

日本全国、訪れたベーカリーは数えきれないほど。年に数回は海外へも足を運び、パンを独自の視点で分析している。
最近では、ことりっぷマガジンのイベントでトークショーに出演。また、テキスタイルブランド「gochisou」と日本橋にある「BEAVER BREAD」とコラボレーションしたグッズを発売した他、世田谷パン祭りでワークショップを開催するなど活躍の場を広げている。 9月には北九州の小倉でニューオープンのベーカリーショップのプロデュースも手掛けた。また、モデル山野ゆりとしては、雑誌や広告、CM などに出演。モデルという職業を活かし、太らないパンとの付き合い方も考案している。
instagram Official Instagram @yuri.yamano


TEXT:YURI PANNO
PHOTO:DAN NOGUCHI

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